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お悩み相談(8)90°Cと100°C、どちらで淹れた方が良いですか?

お悩み相談(8)90°Cと100°C、どちらで淹れた方が良いですか?

今回はハーブティーを淹れる時のお湯の温度についてお話し致します。
結論から言うと、90℃も100℃も、それぞれ良い点と悪い点がございます。
というのも温度によってハーブから出てくる成分が異なるからです。

ハーブの成分には、抽出温度が高い方が出やすい性質のものもあれば、その逆もあります。
したがって、100℃で淹れた場合、はじめに高温の方が出やすい成分が抽出され、徐々に温度が下がるにしたがって他の成分が出てきます。

カテキンやカフェインなどの成分は高温で出てきます。
それらを抽出したい場合は、高温で淹れると良いですが、そのぶん苦味や渋みが出ますので、注意が必要です。
苦味渋みを抑えたい場合は、90℃〜92℃程度の温度で淹れると良いでしょう。
ただし、香りがやや落ちます。

まとめ
抽出温度が高い→多くの成分を出すことができる。香りも良い。
抽出温度が低い→苦味渋みを抑えられる。香りは落ちる。
以上のハーブの特徴から、香りを楽しみたいときや栄養素重視の場合は高温で淹れるのが良いと思います。
寝る前は神経が高ぶってしまうので、低い温度で淹れると良いと思います。

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